ぎふNPOセンターとは
 平成10年12月に特定非営利活動促進法が施行されて以来、岐阜県内のNPOにかかわる動きも、ようやく活発になる兆しを見せています。
 既存の個々のNPOも、活動の内容と環境を充実すべく、それぞれ励んでいます。一方、岐阜県は、ぎふNPO懇話会を設置し、NPO基本政策をまとめ、また、県内数カ所を巡回するセミナーを開催するなど、その普及に最大限の努力を傾注しています。
 しかしながら、行政の枠組みの中での取り組みには、NPOという対象の性質上自ら限界があり、また、NPO側の努力も、まだ、それぞれ孤立したものにとどまっています。そのような状況を反映してか、岐阜県内でのNPOと、その周辺の活動がより一層の発展を遂げるための契機に今ひとつ欠けるのが現状ではないかと思われます。
 現在、特定非営利活動法人の法人格を取得した団体の数も、岐阜県のこれまでの状況からみますと議論の分かれるところですが、十分な勢いがあるとも言えない数字です。
 その理由の一つとして、NPOとその周辺の活動をサポートし、岐阜県全域の状況に日常的に目を配る、いわゆるサポートセンターとしての機能を持った組織の不在が考えられます。そして、岐阜県のNPOの活動を一層活性化し、なおかつ、NPO間、NPOと行政、NPOと企業の有機的ネットワークを構築していく需要も、今後益々増していくことが考えられます。
 このたび、こうした岐阜県を中心としたNPO全体の発展を願って「ぎふNPOセンター」を設立することにしました。
 このセンターは民間非営利セクターに関わるインフラストラクチャー・オーガニゼーション(基盤的組織)です。地域社会の住民が地域の課題を自ら解決し、地域を超えたより広い社会へ積極的に貢献する真の住民主体の社会を実現するために、NPOをふくむ住民の自発的活動を支援し、促進することをめざします。このような新しい社会構築の一助となることを願っています。